
最近のテレビはブラウン管ではなく液晶が主流となっています。液晶テレビは画面が割れやすく、引越し時の振動で破損が起こりやすいデリケートな荷物の一つです。標準引越運送約款では、
荷物の破損等については引越し業者が注意を怠らなかったことを証明しない限り、損害賠償の責任が発生することになっています。液晶テレビ専用のダンボールを用意している引越し業者もありますので、見積もり時に確認しておくと良いでしょう。

最近増えているのが「ドラム式洗濯機の破損事故」です。
ドラム式洗濯機は専用の輸送用ボルト(ネジ)を装着して搬送しないと、振動でドラムが破損する場合があります。荷物にドラム式洗濯機がある場合は、見積もり時に引越し業者に伝え、必要であれば当該固定部品を販売店で手配しておくと良いでしょう。また、搬送する際も当該部品で固定されていることを確認しましょう。

ノートパソコンも液晶テレビと同じく壊れやすい精密機械の一つです。ですが、
電化製品等の内部故障(パソコンのデータ等)については補償が効きません。後で問題が起こっても後悔しないよう、大事なデータは必ずバックアップを取っておきましょう。
パソコン専用の梱包サービスを用意している引越し業者もありますので、見積もり時に確認しておくと良いでしょう。

標準引越運送約款では、荷物の紛失や破損について
「荷物の引渡し日から3ヶ月以内に引越し業者に通知しない限り、責任が消滅する」と記載されています。荷物の確認は引越し作業の前後に作業員とともに確実に行うようにしましょう。

引越し業者によっては繁忙期になると人員不足になり、日雇いや派遣スタッフを使う場合が多くなります。しかし、こういった外部のスタッフの比率が高まると、トラブルが起きる確立が高くなってしまうのも事実です。
引越しをスムーズに行うためにも、見積もり時にスタッフや補償などについて確認をしておくと良いでしょう。
※日雇いや派遣スタッフを使っている業者は違法ではありません。

搬送中の交通事故や荷物の破損・紛失など、万が一起こりえるトラブルに対応するため、引越し業者が損害保険に加入しているかどうか見積もり時に確認しておくと良いでしょう。このとき
「見積もりの中に保険料が含まれているか」「見積もり書に保険会社や内容がきちんと記載されているか」「掛け金はいくらで、どの程度の補償なのか」なども確認しておくと良いでしょう。また、自社保険を採用している引越し業者もありますので、補償に関する詳細を説明してもらいましょう。